世界的にクルマが売れない時代、日本車も例外ではなく、低燃費な小型車はともかく
スポーツカーは国内外で苦戦が続いています。

2000年前後、海外では日本のスポーツカーが、その驚異的なコストパフォーマンスで
カルト的な人気を誇っていました。
すでにトップクラスのスポーツカー・メーカーとして認知されていたホンダをはじ
め、
インプレッサ、ランエボ、GT-Rなど高性能な日本のスポーツカーは
海外での販売や情報が少ないこともあり、伝説のクルマとして語られていました。
当然、数多くの書籍が出版され、アメリカ、欧州から見た魅力、評価を知ることがで
きました。

インプレッサ



ランエボ



GT-R



また、海外で最も人気、評価ともに高い日本車が
ロードスターということになるでしょう。
関連書籍も海外で最も多く出版されています。




ちなみに現在、東京店、京都店でマツダ・ブックフェアを行っております。

そしてこれが最も新しい日本車の洋書、欧州で非常に評価の高い
Civic Type-R(FN2)欧州仕様の写真集です。



こうしてみるとトヨタの影が非常に薄いのですが、この10年海外におけるトヨタは
Lexusシリーズによる高級車路線でわが道を行っていました。
レースでの勝敗が販売に直結してきた他メーカーが次々とレース撤退を決める中、
トヨタのみがF1を続けるという今の状況は、なんとも皮肉と言わざるを得ません。

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