02/09:
Category: バイク
10年程前にビデオでこの映像を見たときは、
こんな人がいるのかと驚きとともに感銘を受けました。
オリジナルのバイクを造る。
通常の感覚では既存のモデルに手をいれて、カスタムしたものを考えますが、
ブリッテンの場合、タイヤとギアボックスとサスユニット以外、
エンジンから外装まですべてがオリジナル。文字通り手造りの一台。
しかもその設計、開発、製造をブリッテン本人と数人のスタッフのみで成し遂げ、
しかもそのマシンで数々のレースに勝利、
デイトナのBOTTで2位となり世界中を驚かせました。
彼の偉業は長く語り次がれるべきものですが、
資料に乏しく、唯一の貴重な映像がそのビデオでした。
そして長らく絶版となっていたその映像が、ようやくDVDで復活しました。
天才とは彼のためにあるような言葉ですが、
彼は子供のころから読字障害があり、読み書きが困難でした。
興味深いことに、最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、
脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきています。
そして多くの天才たちがそうであったように彼もまた短命でした。
いろいろなものと引き換えでなければ、
成し遂げられなかったことなのかもしれません。
ちなみにブリッテンV1000が日本の地を走ったのは、
1998年バトル・オブ・ツインの第16戦筑波サーキットの一度のみ(4位)。
ジョン・ブリッテンの死から三年後のことです。
A. S.
こんな人がいるのかと驚きとともに感銘を受けました。
オリジナルのバイクを造る。
通常の感覚では既存のモデルに手をいれて、カスタムしたものを考えますが、
ブリッテンの場合、タイヤとギアボックスとサスユニット以外、
エンジンから外装まですべてがオリジナル。文字通り手造りの一台。
しかもその設計、開発、製造をブリッテン本人と数人のスタッフのみで成し遂げ、
しかもそのマシンで数々のレースに勝利、
デイトナのBOTTで2位となり世界中を驚かせました。
彼の偉業は長く語り次がれるべきものですが、
資料に乏しく、唯一の貴重な映像がそのビデオでした。
そして長らく絶版となっていたその映像が、ようやくDVDで復活しました。
天才とは彼のためにあるような言葉ですが、
彼は子供のころから読字障害があり、読み書きが困難でした。
興味深いことに、最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、
脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきています。
そして多くの天才たちがそうであったように彼もまた短命でした。
いろいろなものと引き換えでなければ、
成し遂げられなかったことなのかもしれません。
ちなみにブリッテンV1000が日本の地を走ったのは、
1998年バトル・オブ・ツインの第16戦筑波サーキットの一度のみ(4位)。
ジョン・ブリッテンの死から三年後のことです。
A. S.