01/20: ヒルクライムとは
Category: クルマレース
皆さんが「ヒルクライム」と聞いて連想するのは今なら
自転車競技あるいはミュージシャンでしょうか。
今回は
日本ではあまりなじみのない競技
ヒルクライムについてお話しましょう。
レースは「クルマが2台になったとき始まった」と云うように
ヒルクライムもまた
最も根源的なモータースポーツのひとつとして長い歴史があります。
登山家と同じ「そこに山があるから…」ということでしょう。
ヨーロッパのヒルクライムは各地で
メジャーなものだけでも年間16戦以上が行われており
各戦100台近くがエントリーと盛況です。
その実態は
ヨーロッパ各地のスキーリゾートの夏場の呼び物として
その登坂路、もちろん公道(!)を閉鎖して行われるタイムアタック競技です。
スキー場ゆえの峻険な、凍結時は登坂困難であろうその急勾配は
スロットルを戻せば減速するので安全性にも若干(笑)寄与しているようです。
ターマック・ラリーのSSとは極めて近いものですが
登りしかないことと(ラリーは下りもある)
一人乗り(コドライバーなし)であることが決定的な違いです。
各開催地では年一回の夏のお祭りと認知されているようで
観客は老若男女、思い思いに楽しんでいる様子は
ツールドフランス等自転車ロードレースと同じ雰囲気。
我が国で例えるなら「駅伝」が一番近いかと思えます。
その長閑な雰囲気と素晴らしい景色、
お伽話の世界のようなヨーロッパの山村の公道、
そこを爆音、スキール音とともに数々の純レーシングカーが駆け上がるのです。
参加車はFIA-GT等各種現役ツーリングカーレーサーはもちろん
ヴィンティッジ期のシングルシーターからヒストリック・レーサー/ラリーカー、
ルマンを走るような2座スポーツからなんとフォーミュラ(F3000)まで多種多彩。
そしてそのすべてが個人所有車なのが大きな特徴でしょう。
そう、全員がプライベティアなのです。
TV放映もグランドスタンドもない競技会、
企業のサポートは期待できないということでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この競技についてはまだまだ語りつくせません。
長くなりそうなので今回はここまで。
この競技の魅力を知るうえでおすすめの一本としては
続きは次回、あるいは東京店でお話しましょう。
東京店 T.K.
自転車競技あるいはミュージシャンでしょうか。
今回は
日本ではあまりなじみのない競技
ヒルクライムについてお話しましょう。
レースは「クルマが2台になったとき始まった」と云うように
ヒルクライムもまた
最も根源的なモータースポーツのひとつとして長い歴史があります。
登山家と同じ「そこに山があるから…」ということでしょう。
ヨーロッパのヒルクライムは各地で
メジャーなものだけでも年間16戦以上が行われており
各戦100台近くがエントリーと盛況です。
その実態は
ヨーロッパ各地のスキーリゾートの夏場の呼び物として
その登坂路、もちろん公道(!)を閉鎖して行われるタイムアタック競技です。
スキー場ゆえの峻険な、凍結時は登坂困難であろうその急勾配は
スロットルを戻せば減速するので安全性にも若干(笑)寄与しているようです。
ターマック・ラリーのSSとは極めて近いものですが
登りしかないことと(ラリーは下りもある)
一人乗り(コドライバーなし)であることが決定的な違いです。
各開催地では年一回の夏のお祭りと認知されているようで
観客は老若男女、思い思いに楽しんでいる様子は
ツールドフランス等自転車ロードレースと同じ雰囲気。
我が国で例えるなら「駅伝」が一番近いかと思えます。
その長閑な雰囲気と素晴らしい景色、
お伽話の世界のようなヨーロッパの山村の公道、
そこを爆音、スキール音とともに数々の純レーシングカーが駆け上がるのです。
参加車はFIA-GT等各種現役ツーリングカーレーサーはもちろん
ヴィンティッジ期のシングルシーターからヒストリック・レーサー/ラリーカー、
ルマンを走るような2座スポーツからなんとフォーミュラ(F3000)まで多種多彩。
そしてそのすべてが個人所有車なのが大きな特徴でしょう。
そう、全員がプライベティアなのです。
TV放映もグランドスタンドもない競技会、
企業のサポートは期待できないということでしょう。
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この競技についてはまだまだ語りつくせません。
長くなりそうなので今回はここまで。
この競技の魅力を知るうえでおすすめの一本としては
続きは次回、あるいは東京店でお話しましょう。
東京店 T.K.