現在、世田谷本店ではカレンダーフェアと平行して
輸入車カタログ・フェアをおこなっております。
11日(金)までと、あとわずかですが、まだまだ貴重なモノが残っています。

たとえば



これなどは、本来の意味のセールス・カタログとは異なり、
250LMを意識して製作されたアルミケース入りの復刻カタログです。
ごく少量の生産のため、めったに入荷することがありません。
250LMのエンジン音を収めたCDが付属しています。

1950年代のカタログは、イラストですべてを説明しています。





絵のタッチがどの国のカタログも良く似ており、
当時は少数の描き手がメーカーを越えて活動していたようです。

ちょっと変わったところで





この2点のFerrariは、広げると全長が1200mmを超える超横長のカタログで
解説もほとんど無し。
デザインとインパクト最優先のつくりです。

今よりもセールスカタログの役割が段違いに重要だった頃、
少ないページ数にそのクルマの魅力のすべてと情報を詰め込み、
さらにデザインやレイアウトに工夫を凝らした、
そんなちょっと昔のセールスカタログは
書籍や映像にも負けない不思議な魅力を持っています。

本店 A.S.