先月からリンドバーグでは古書のフェアを行っております。
要するに古本祭りです。

国別に区切り、何度かに分け
リンドバーグ秘蔵のお宝古書を放出していきます。
おかげさまで第一回のイタリア特集は好評のうちに11日終了、
12日からはドイツ車特集となりますので、どうぞご期待下さい。

さて、古書の魅力とはなんでしょう?

今では手に入りにくい情報や、データが載っている・・・
タイミングがあわず、買い逃していたものが入手できる・・・

それらはもちろんですが、一番の魅力は
その時代の空気を感じ取れることにあるのではないでしょうか。

とっくに絶版となったクルマ、バイクが現役だったころ、
どんな位置づけで、どんな評価だったのか・・・

レース界で今では常識となっているトピックが
当時はトップシークレットであったり・・・

それは雑誌の広告であったり、ちょっとした言い回しであったり、
古書を見ているといろんな場面で感じる事が出来ます。

そして、その年には自分は何に乗っていてどこに行ったか考えたり、
ああ、そうか、あれはこういうことだったんだと、ひとり納得するときが、
クルマ、バイク関連の古書を読む時の個人的に最も楽しい瞬間です。

ちょっとおかしいですかね。
でも人それぞれいろんな楽しみ方があっていいと思います。

そんなわけで今回、おすすめの一冊は無し。
リンドバーグの古書すべてがおすすめです。
ぜひ店に足を運んで、お客様ひとりひとりの楽しみ方にあった
古書を探してください。

本店 A.S.