対決といえば大鵬vs柏戸!(古)
巨人vs阪神?

アップルvsマイクロソフト?
あんぱんまんvsバイキンマン?
ちがいます!
ランチア・テーマ8.32vsマセラティ 228です。

そりゃそうだ!と思った方はいませんでしょう。
なにそれ?と思った方が99.9%。
なるほど!と思った方が0.1%位は、、、

「カーグラフィック1988年2月号」の、
「MASERATI 228 vs LANCIA THEMA 8.32」です。
MASERATI 228 vs LANCIA THEMA 8.32
見た目が似ていますよね。
同じイタリアンのスーパーセダン、似たもの同士で、
どちらにしようか過去に購入対象で迷った方が
いらっしゃるのではないでしょうか。

記事では、テーマ8.32の200km/h以上でのスタビリティが抜群
と書いてあります。
ランチア・テーマの勝ち!
確かに僕の体験では全然怖くありませんでした。
剛性感のないゆるゆるの車体ですが、
関係あるんですかねえ?
ポルシェ930(1986型)の方が怖かったです。

新車ならともかく、中古車としてのメンテ地獄悲惨度は、
この2台は拮抗しているのではないでしょうか。

対決シリーズ2つ目。
激速セダン対決といえば、
ランチア・テーマ8.32 vs BENZ-500Eでしょう。
UCG-2004年1月号の「元祖 羊の皮を着た狼」で
一応対決しています。
500E vs LANCIA THEMA 8.32
しかしここでは顔見せ程度で対決までには至っていません。
引き分けということで。

究極の対決はなんでしょう?

跳ね馬には乗りたいが、二人乗りでは不便すぎる。
非常時には4人で乗れる。
葬式にも乗って行ける。

こんな時に参考になる対決がありました。
ランチア・テーマ8.32 vs フェラーリ・モンディアル
Brooklands Books の
「Ferrari 328, 348, Mondial Ultimate Portfolio 1986-1994」
Brooklands Books

の中に「Ferraris for Four」という対決記事があります。
Ferraris for Four
価格や乗車定員なども含めて、徹底的なロードインプレの結果、
この記事では、ランチア・テーマの勝ち!のようです。

これは1988年の記事で、まだ新しい車のときですが、
現在になっても中古車同士でちょうどライバルになるのではないでしょうか。
モンディアルも4人乗りだし、4ドアにこだわらなければ、
「純正・全部フェラーリ」ですから。

つづく

本店スタッフ K.O.