Custom Auto Wiring & Electrical これまで7年間、愛車のXJ900に数々のチューニングを施してきた私にとって、これは待望の本である。エンジン内部、キャブレター、前後サスペンション、ブレーキ、点火系電装などをさんざんいじってきて、最後に残っているのが電気回りだからだ。
 それも、手をつけないSTD状態ではなく、点火系チューニングに必要な配線を追加していたり、ヘッドライトリレーのためのバイパス線が這い回っているなど、錯綜としており、とても人に見せられる状態ではない。
 クルマ/バイクいじりの趣味人の中には、私と同じく、メチャクチャな電装系のまま乗り続けている人も多いはず。改造は好きだし、修理も、必要に迫られて渋々するが、トラブルを未然に防ぐための整備や整理には、メンドクサくてなかなか手が出せないようだ。

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