Category: バイク
ようやく出たか…という感じの、GPマシンのオフィシャルブック。FIM世界選手権ロードレースGPが始まった1949年から2008年まで、500ccからMotoGPにかけての、ロードレースの最高峰クラスにおけるマシンの技術トレンドを書き起こした、記念碑的な著作である。
ファンからメカニックを経てライターになった私には、1978年以降に若干詰めの甘さを感じさせるページがあるが、それは年ごとの文章量を揃えるため、やむを得なかったのだろう。全編を通じて、よく取材し、咀嚼し、年ごとに内容の粗密を感じさせずにまとめているのはさすがである。
ファンからメカニックを経てライターになった私には、1978年以降に若干詰めの甘さを感じさせるページがあるが、それは年ごとの文章量を揃えるため、やむを得なかったのだろう。全編を通じて、よく取材し、咀嚼し、年ごとに内容の粗密を感じさせずにまとめているのはさすがである。
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Category: バイク
1993年、世界選手権ロードレースGP・500ccクラスのチャンピオンを獲得し、それまでの“無冠の帝王”というタイトルを返上したケビン・シュワンツ。その彼の、プロフェッションルライダーとしての10年の足跡を振り返るドキュメンタリータッチの映像集。
1980年代後半から1990年代序盤にかけての世界GPでは、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、ワイン・ガードナー、そしてケビン・シュワンツの“4強”がしのぎを削っていた。バリー・シーン、ケニー・ロバーツ、フレディ・スペンサーといった歴代帝王が去った後、5年連続で500ccのチャンピオンとなったミック・ドゥーハンが台頭するまでの間、1986〜1994の9シーズンが4強激突の時代だ。
1980年代後半から1990年代序盤にかけての世界GPでは、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、ワイン・ガードナー、そしてケビン・シュワンツの“4強”がしのぎを削っていた。バリー・シーン、ケニー・ロバーツ、フレディ・スペンサーといった歴代帝王が去った後、5年連続で500ccのチャンピオンとなったミック・ドゥーハンが台頭するまでの間、1986〜1994の9シーズンが4強激突の時代だ。
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Category: バイク
古いイタリアンバイクが好きなら、この本は見逃せない。そしてもし、バイクに加え、グラフィックデザイン(の歴史)に興味を持っていれば、この本は手放せない。MOTO ITALIANE ANNI 70。直訳すると“70年代のイタリアンバイク”である。
厚いハードカバーの背にプリントされたタイトルを見た瞬間に、どんなマシンたちが登場するのかは、おおよそ想像できた。わからなかったのは“見せ方”である。今までに見たことのある、いくつかの豪華本が頭に浮かんだ。ずしりと重い本書を手にとり、ハードカバーの表紙をめくってページを開くまで、わずか2〜3秒の短い時間に、こんなに期待感が高まったのは久しぶりだ。
厚いハードカバーの背にプリントされたタイトルを見た瞬間に、どんなマシンたちが登場するのかは、おおよそ想像できた。わからなかったのは“見せ方”である。今までに見たことのある、いくつかの豪華本が頭に浮かんだ。ずしりと重い本書を手にとり、ハードカバーの表紙をめくってページを開くまで、わずか2〜3秒の短い時間に、こんなに期待感が高まったのは久しぶりだ。
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Category: 自転車
自転車界の二大クラシックレースのひとつ、パリ・ルーベは、1896年の第1回以来2008年で106回の開催を迎える歴史的な自転車レース。“クラシックの女王”と称されることもあれば“北の地獄”と呼ばれることもある、長い歴史を誇る過酷な競技である。
パリ郊外のコンペーニュから北に向かい、ベルギーとの国境に沿ってフランス北部の工業都市リール郊外のルーベまで、約260kmを1日で走り切るワンデーレースだ。
タイトルの“ROAD to ROUBAIX”は、そのまま“ルーベへの道”であり、この単純なフレーズがかえって、自転車レースに興味のある人の好奇心をかきたてるのではないだろうか。
パリ郊外のコンペーニュから北に向かい、ベルギーとの国境に沿ってフランス北部の工業都市リール郊外のルーベまで、約260kmを1日で走り切るワンデーレースだ。
タイトルの“ROAD to ROUBAIX”は、そのまま“ルーベへの道”であり、この単純なフレーズがかえって、自転車レースに興味のある人の好奇心をかきたてるのではないだろうか。
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Category: バイク
ヤマハ発動機創立の年に行われた富士登山レースから1993年(日本のファンにとっては忘れられない原田哲也が世界GP250ccクラスのチャンピオンを獲得した年)までのロードレーサーの歴史を1冊にまとめた本。レースの歴史ではなくマシンの歴史を、500ccやワークスマシンに偏らず、250、350、750ccのマシンについても多くのページを割いて詳述。
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