「小さいころ、父親が縦目のベンツに乗っていて、同じクルマに乗りたかったのですが
さらに旧いクルマに出会い、一目ぼれして購入しました！」

この1965年式メルセデスW112 300SEのオーナーは、
ご職業が時計技術師ということもあり、
できるだけ、ご自身でレストアをされています。
お気に入りはホイールハウス部のメッキモールだそうです。

また、内装はこだわっていて、シートは純正カラーにすべて張替え、
ETCやカーステレオは、専用ステーを自作して、ダッシュボード内に収納し、
できるだけ内観もオリジナリティを保つよう工夫されています。
標準装備の室内時計も、クオーツなどない時代で、機械式でもない特殊なしくみらしいのですが
そこは本職、もちろんご自身で修復されています。

トラブルはバッテリー上がりが1度あったくらいで、
出先でトラブルに遭遇したことは一度もないそうです。

仮にトラブルがあったとしても、まだ部品は入手可能ですから、
とにかく旧いからといって飾らずに、毎週乗って楽しんでいるとのことです。