「本国フランスのお婆ちゃんも乗れるんだから私にも･･･」

週に3〜4回はお店に顔を出す常連Sさん（女性）の愛車は、何とも愛らしい1991年式ルノー･キャトル。

この車両は、モデル･チェンジ無しの量産車としては世界第三位の生産台数を記録する実用性の高い小型車です。年式が新しい割に設計が古く雰囲気がある所がお気に入りのポイントだそうです。

実はご主人の予約していたアバルト500が納車される前に、左ハンドルのマニュアル車に慣れておこうという、女性では何とも珍しい理由で購入したらしいのですが、その出会い方が女性らしく素敵でした。

「当初はルノー･トゥインゴを探していたのですがどうも気に入らなくて、たまたま隣に展示されていたこのキャトルに一目惚れしてしまいました。何？可愛いっ♪このクルマの名前は？みたいな･･･（笑）」

パーツの供給に不安を感じながらもクルマ好きのご主人の後押しもあり、無事にオーナーとなりました。

独特なシフト操作に初めは戸惑いながらも、現在では颯爽と環八を走り去っていきます。

「スピードを出さなくても、のんびり流すだけで十分楽しめてしまうクルマなんです♪」