クルマとバイクの専門書店　リンドバーグ

（株）リンドバーグ

メーカーで検索
ジャンルで検索
フリーキーワード検索
絶版・古書検索

新刊・新着

発売予定

◆新刊

予約受付

2013_カレンダー

◆レース

レース

◆ポスター

整備書

◆クルマ

◆バイク

クルマ

◆ドイツ

◆イタリア

◆イギリス

◆フランス

◆アメリカ

◆日本

◆特殊車両

◆その他

◆イラスト

バイク

◆日本

◆アメリカ

Harley-Davidson/Buell

◆イタリア

◆ドイツ

◆イギリス

◆イラスト

◆その他

自転車

飛行機

◆アメリカ

◆イギリス

船舶

◆イギリス

鉄道

◆アフリカ

◆日本

◆イギリス

◆ドイツ

◆アメリカ

ミリタリー

◆アメリカ

◆ドイツ

◆イギリス

腕時計

◆その他

その他

◆全般

商品名:　[13861] SEEVERT: 1960 HONDA RC143

#110402P

制作：柴田製作所／イラストボード／W420 x H297／オフセット4色印刷

税込価格 840円ポイント：33pt (4%) ご利用方法

1959年、マン島T.T.125ccクラスに初参戦したホンダは、同年9月より来年度の挑戦のための新型車開発をスタートしている。参戦初年度に用いたRC142 の、ベベルギア式カムシャフト駆動・DOHC4バルブ2気筒という基本諸元を踏襲しつつ、マン島T.T.参戦で得たノウハウと地道な基礎研究で得たデータを下に、ホンダはRC143を1959年末の12月に完成させた。冷却効果を高めるべく、35度前傾したシリンダーを新たに採用。ボア・ストロークはRC142と同数値の44×41mmを踏襲し、124.7ccの総排気量を得ていた。体積効率をたかめるため、吸気・排気バルブはともにRC142よりも径を拡大。これらの改良により、RC143の最高出力はリッター当り148psとなる18.5psまで達した。またRC143からは、クランクケース下部にオイルパンが設けられ、後年のRCレーサーに継承されることとなるエンジンの典型レイアウトが確立された。RC143は1960年シーズンの初戦となるマン島T.T.から最終イタリアGPまでの全5戦に投入されたが、このクラスの盟主として君臨していたMVアグスタ、そしてロータリーディスクバルブ式2ストロークエンジンを武器に進境著しかったMZらの欧州勢に対抗できず、一度も表彰台を獲得することも適わなかった。ライダーランキングでは、J.レッドマンの7位が最上位。メーカータイトルの部門では、MVアグスタ、MZに次ぐ3位の座に留まった。ホンダは参戦2年目にあたる1960年の不振を受け、早くもシーズン中の8月からスパーギアをカムシャフト駆動機構に採用する2バルブ2気筒のRC144を開発。新型RC144は翌1961年シーズンの開幕のスペインGPから投入されるが、皮肉にもレースに勝ったのは、T.フィリスの駆る旧型RC143のほうであった。そしてホンダ初のグランプリ勝利をもたらした機種として、RC143の名は歴史に刻まれることになったのである。

柴田製作所とは？
鈴鹿サーキットでのポストカード販売を皮切りとして、1994年より一貫して国産モーターサイクルを題材とするイラストレーション複製品を制作。ホンダコレクションホール、ヤマハコミュニケーションプラザなどのミュージアムアイテムとして永続的に採用されている。

《レビューを書いてポイントをゲットしよう！》

▲ページトップ